日本リモートセンシング研究会(JARS)はリモートセンシングの普及をめざして 1974年に創設された任意団体です.
活動目的
- 国内および国外のリモートセンシングに関する情報の収集ならびに提供を行う.
- リモートセンシングの有効な利用方法を研究し,そのために必要な手法の開発を行う.
- リモートセンシングを正しく理解してもらうための啓蒙活動を行う.
- リモートセンシングに関して会員相互の啓発を計る.
会の歴史
- 1973年リモートセンシング訪米ミッション.コーディネーター村井俊治はじめ13名の参加者により, 日本リモートセンシング研究会設立のアイデアが生まれる.
- 1974年 日本リモートセンシング研究会発足(6月7日).初代会長 加藤愛雄.東海大学,東京大学,アジア航測, 日本航測,協同測量社,八州,中庭測量コンサルタント,帝国建設コンサルタント,三菱総合研究所より 計17名が参加.
- 1974年 リモートセンシング日米合同セミナーの開催
- 1975年 「リモートセンシング・ノート」の出版
- 1978年 リモートセンシング測量技術フォーラムの開催
- 1980年 第1回アジアリモートセンシング会議の開催を後援
- 1982年 第1回リモートセンシング地域セミナーの開催
- 1987年 JARSニュースの創刊
- 1992年 村井俊治,2代目会長に就任
- 1994年 設立20周年を迎える
- 2004年 設立30周年を迎える
- 2014年 設立40周年を迎える
- 2024年 設立50周年を迎える
主な活動
- リモートセンシングに関する研究および調査
- リモートセンシングに関する書籍,,プログラムの出版,発行
- 幹事会(勉強会)の開催
- リモートセンシングに関する講習会の開催
- 国内地方都市において,セミナー,シンポジウムの開催
- 国外において,ワークショップ,フォーラムの開催
- アジアリモートセンシング会議の後援
国際活動
- 1978年 リモートセンシング測量技術フォーラム主催(タイ,インドネシア, フィリピン)
- 1980年~ 以降毎年 アジアリモートセンシング会議(ACRS)後援
- 1993年 リモートセンシングワークショップ(タイ,インドネシア)
研究内容
- 地球環境のモニタリング
- 宇宙からの地形図・土地利用図作成
- 資源の検出・監視
- 水と大気のリモートセンシング
- リモートセンシングによるアジア地域の問題解決提言
- マイクロ波リモートセンシング
- GIS
- デジタルイメージングシステム
- 防災GIS
- 河川流域の調査